某月某日。
これは確か数年前の出来事でした。
私とリサがまだ小学生だった頃の話で、あまりに昔すぎて記憶が曖昧な部分もありますが、深く追求しないでおきましょう。
ある日、二人はお留守番をしていました。母も弟もおらず、二人っきりでした。
その時何をしていたのか思い出せませんが、ふと思い立って、二人は部屋の片付けもしくは何か料理を始めようとしたのでした。
そして、その最中にアイコ&リサの思い出史上最大の土壇場となるアレを見つけてしまったのです…!
それは誰の家にでもあるアレ。すべての台所にはかかせないアレ。
そう、台ふきです。
二人はテーブルの上をふくために、シンクに置いてあった台ふきを手に取りました。
異臭。
そう、臭いのです、異常に。何が?台ふきが。信じられない臭いです、一体これはなんなのでしょうか?
この世のものではありません。
消えるべきです、抹殺しましょう。
二人は考えました、「この臭いの原因は何か…?」
雑菌。
小学生にしては、正しい判断でした。
その頃にはすでにCMなどで、台所のふきんやまな板には雑菌が繁殖しやすいということを知っていたので、早速対処法を考えました。
雑菌を退治するためには、消毒。消毒が大切なのです。二人の答えはすぐに出ました。消毒すればよいのです。
どうやって?
二人は考えました、「どうやって消毒すればよいのか…?」
その頃の二人には消毒と言えばガスであぶる、マキロンでシュッシュ。。。
数分後…
!!!!!!
アイコは気が付きました。
熱湯消毒。
そう、高温で温めれば雑菌は消えます。死に絶えます。臭くなくなるのです。知っていたのです、アイコは何故か。
そして煮ました、鍋で。
グツグツと煮えたぎる鍋の中には美味しいカレーでもなく、シチューでもなく、ラーメンでもなく、そうめんでもなく、
台ふき。それを見つめる少女二人。
その世にも恐ろしい儀式ののち、二人はすっかりゆでタコの台ふきを鼻に近づけました。
む…無臭!!!
神よ!無臭=消毒完了
二人は感激し、熱湯消毒が全く古臭い消毒方法ではあっても、また確実な消毒方法の1つであることを知り、その威力に驚きました。
…その後、二人がどうしたのかは全く覚えていませんが、この異臭騒ぎはよく二人の会話に登場し、
過去の栄光を不動のものにしています。
この事件は、過去のTOP5には入る大事件なので、いつまでも二人の心の中に残りつづけるでしょう。
それにしても、、、土壇場で熱湯消毒とは…、今なら絶対できませんね。
<アイコ>